

上の写真、何だか分かりますか?
すべて釉薬です。釉薬は最初は粉末状。必要な種類の粉末(釉薬)を調合し、
水に溶かして「泥状」にして、 素焼きをした器にかけます。
その「泥状」のものが左の写真の上(白いお皿に入っているもの)と右の写真です。
釉薬は雑木を燃やしてできた「灰」や粘土と同じような「土」などから作られます。
その種類はおそらく数百にのぼり、その中から自分の出したい色や質感に合ったものを
選び調合してオリジナルの釉薬を作るというわけです。
さながら化学の実験室のようですね。
ですから「××釉」といっても何種類もの粉末状の釉薬を調合して作られるもので
「××釉」という釉薬が売られているわけではありません。みなさんがよくご存知の「粉引」
なども10人の作家さんがいれば10通りのレシピがあります。


(写真左)左下から成形直後の器(生地)。その隣が素焼き後のもの(赤みが出ます)
素焼きされた器に液体状の釉薬を掛けて(上、中央)、本焼きすると完成です(上、右側)
(写真右)上から黒マット釉と完成品。真ん中はマット釉。下は織部釉。
黒マット釉は焼き上がりの色と同じように黒い液体ですが、織部釉などは緑色ではなく
その上のマット釉(白色)と同じような色です。釉薬の色と完成品の色は必ずしも一致しません。

作業場の周りのネコヤナギが満開(?)です。
義母は「チンコロ」と呼んでいて、はじめは何のことかまったく分からなかったのです。
なぜ「チンコロ」と呼ばれているのかは未だに不明ですが、何ともカワイイその呼び方が
気に入っています。
この時期でしたら「梅」をご紹介できるはずなのですが、今年は寒さのせいで
つぼみもまだできていません…
etc 「もうすぐ春」